今回お手紙を送ってくださったまきこさんは、
中学3年から不登校になって辛い経験をされたようです。
そのまきこさんが、お母様に宛てて書かれたお手紙です。
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お母さんへ
学校へ行かなくなった。
中学3年生の六月。
高校受験も控えていて、
中学最後の部活も頑張りどころ。
夢だって
希望だっていっぱいあって
青春の真っ最中。
なのに私は学校へ行くことを拒否しだしました。
イジメられてるわけでもなかったのに。
ただ、なんとなく
学校へ行きたくなくなりました。
毎朝6時半ぴったりに
私の部屋へ起こしに来るあなた。
一応、起き上がってはみるものの
学校へ行く仕度をしない私。
毎日
毎日そんな感じで。
たくさん
たくさん怒られました。
学校を休んでる間、
何で学校へ行きたくないのか考えました。
でも、その答えが見つからなくて。
たくさんあなたを苦しめました。
そのうち気付いたんです。
きっと私は
"学校へ行かなくちゃいけない理由"
より
"学校へ行きたくない理由"
の方が多いのだと。
だけどこれといった理由はありませんでした。
ただ逃げてただけかもしれません。
毎日、毎朝、何かしらの理由をつけて
登校拒否。
学校へ休みの電話を入れるあなたの声。
きっと辛かったと思います。
とうとう、中学最後の
部活の大会にも出れませんでした。
あなたの前では平然としていたけれど
部活なんて興味ないって顔をしていたけれど
本当は、違いました。
すっごく悔しくて。
悔しくて。
弱い自分が嫌いで。
大声出して泣いた時もありました。
この世の全てが嫌いで、
この世の全てが憎くて。
辛すぎて、苦しすぎて
死にたいとも思いました。
誰か、殺してくれたらいいのにと
思いました。
だけど、夏休みに入るちょっと前。
あなたは体調を崩して、寝込んでいました。
嘔吐を繰り返しているあなたのことが
何よりも心配で。
なのに、
「大丈夫」
の一言も言えない自分が嫌いでした。
部屋に引きこもって、
あなたのそばにいることさえしませんでした。
幸い、入院まではいたりませんでした。
ほっとしました。
でも逆に、自分を責めた。
我がままばかり言って、
あなたにどれだけの負担をかけているのか
やっと気付きました。
・・お姉ちゃんはいい子です。
頭が良くて、
美人で、
明るくて。
・・私は違いました。
何もとりえのない娘です。
お姉ちゃんはいい子だから、
隣にいると私の醜さが目立ちます。
私には何も自慢できるものもありません。
だけど。
だけどあなたは比べたりはしなかった。
「あなたはあなた」
といっつも励ましてくれた。
背中を押してくれた。
何より。
ずっと味方でいてくれました。
もしもあなたが
神さまが決めた寿命より早く天国へ
行ってしまったら、
それは私のせいです。
迷惑ばっかりかけた、わたしのせいです。
私の夢は、おっきな夢は2つあります。
一つは、カウンセラーになること。
私のように苦しんでる人を助けてあげたい。
二つ目は、親孝行をたくさんしてあげること。
3人兄妹だったから、
私が我がままばっかり言ったから
あなたたちは自分のしたいことを我慢して
自分の買いたいものを我慢して
私達3人を育ててくれました。
その、恩返しをしたいです。
だから。
どうか、
いっぱい生きてください。
あなた達をこの世で一番苦しめた私が
今度はあなた達を
この世で一番の幸せ者にしてあげるから。
誰に聞かれても
お世辞でも
いい所なんて、誇れる所なんて
いっこもないよ。私は。
だけど、私は私を誇れる。
その夢を持っているから。
お母さん、
今現在、
私はまだ何もしてあげられていませんね。
ごめんなさい。
でも待っててください。
信じてください。
まだ逝かないでください。
・・これは一つ目の親孝行です。
「あなたの娘でよかった。
産んでくれてありがとう。」
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まきこさん、とても素敵なお母様ですね。
そのお母様に対するまきこさんのお気持ちが手紙から
伝わってきて、感動しました。
まきこさんの夢もとても素敵です。
素晴らしいお手紙を送っていただき、ありがとうござい
ます!
(野口)
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こんにちは、野口嘉則です。
今回ご紹介するお手紙は、
27年前に奥さまといっしょに渡米された水谷光男さんが、
奥さまに宛てて書かれたお手紙です。
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君への手紙
君が反対する両親を振りきって、僕と一緒に
アメリカに来てもう27年の歳月が経ちました。
初め慣れない外国生活に戸惑いながらも、
笑いながら、一所懸命怒力してくれている君を見て
「本当にこの人と結婚できてよかった・・・」
と、僕は心からそう思った。
仕事が忙しく、毎晩遅く帰っても小さなアパートで
食事を作って待っててくれたね。
給料が安くて、わずかな生活費でやり繰りしなけれ
ばならないのに、君は一言も愚痴をこぼさなかった。
そのお蔭だと思う。あれからどんな食事にも感謝で
きるようになったから・・・・・・・・・・・・・・・
お金はなかったけど夢はあった。毎日、毎日働いた。
それも君がいてくれたから出来たんだ。
子どもができたと聞いたときは、本当に嬉しかった。
出産のとき、誰もそばにいなくてどんなに心細かった
ことだろう・・・・・今でも想い出すと胸が痛むよ。
君にだかれ、すやすやと眠っているわが子を見て、
僕はたまらなくなり、男泣きに泣いた。
それから、3人の子どもを授かり君はますます、
たくましくなったような気がする。
ハッハッハッハッ・・・・・・・・・・・・
仕事は忙しかったけど毎日が幸せだった。
長年の夢で独立して起した会社が倒産したとき、
「信じています」と言ってくれた君の一言と、
子供達の笑顔で僕は立直ることができたんだ。
本当はあの時、死ぬことも考えた。
今その子供達もりっぱに育ってくれて、
それぞれ自分の道を歩んでいるようだね。
これもみんな君のおかげだと感謝している。
いろいろなことがあったけど、君が僕に
もし、点数をつけるとしたら30点位かな?
実際はもっと低いかも知れない・・・・・・・・・
子供達に聞かないと分からないけど45点位かな?
君や子供達には辛い思いや心配を一杯させたけど、
本当に申し訳ないと思っている。
でも、僕はこれだけは胸をはって言える。
君や子供達のこと100%愛している。と
これからも長い人生だけど宜しくお願いします。
君への感謝を込めて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ありがとう
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渡米されて27年間、いろいろなご経験やご苦労もあった
のではないかと思います。
それらを通じて、家族の絆を深めていかれたのですね。
素敵なお手紙をありがとうございました。
(野口)
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こんにちは、野口嘉則です。
今回ご紹介するのは、
今年、お兄様を交通事故で亡くされた ERI さんが、お兄様
に宛てて書かれたお手紙です。
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最愛なる兄へ
あなたがこの世からいなくなり、一ヶ月が経ちましたね。
あなたがいなくなるまで、私たち兄妹は一番の仲良しであり、
不仲でした。
私の結婚式から一ヶ月前より、あなたの嘘から、絶縁状態に
なりました。
あなたが亡くなるまで、全く目も合わさず、会話もしなくなって
しまった。
あなたの心が安定していないとわかっていながら、背を向けた
私。
結婚式の参列を拒んだ私。
一生の悔いです。
あなたの突然の死に、私はあなたと自分自身を責め続け、泣き
続けた。
けれど、泣き続けて私わかったよ。
あなたが一番欲しかった愛情あふれた家庭を、私は夫と共に
つくり上げるよ。
これから私たち夫婦に訪れるであろう、まだいぬ我が子達と、
あなたが求め続けた「安らぎ」を築くよ。
それがあなたが私への、最初で最期のわがままなお願いで
しょう。
時間はかかるけど、私、頑張るよ。
だからそれまで、少しだけ待っていてください。
それと、いつになるかわからないけど、私が天国へ行ったとき
は、一番仲の良かった頃のように、泥だらけになるまで、遊ぼ
うね。
これが妹からのお願いです。
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ERI さんのお気持ちは、きっと天国のお兄様に届いていること
と思います。
ERI さん、お手紙を投稿していただき、ありがとうございます。
(野口)
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こんにちは、野口嘉則です。
更新するのが久々になってしまいました(^^;
たくさんのお手紙をいただいているのですが、どれも感動的な
お手紙や味わい深いお手紙ばかりです。
投稿してくださっている皆さま、本当にありがとうございます。
優柔不断な私は、掲載するに当たって、どのお手紙を選んで
よいのかなかなか決めきれず、ずいぶん間が空いてしまいま
した。
明日、11月22日は 「いい夫婦」 の日だそうですね。
そこで、素敵なご夫婦(素敵なご家族)の姿がうかがえるお手
紙を1つ選ばせていただきました。
yoyo さんが、ご主人と息子さんに宛てて書かれたお手紙です。
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大切なパパ、息子へ。
今年に入って悲しい出来事が続いていましたが、今ではパパ
と息子のおかげで楽しい日々を過ごせています。
子供は3人は欲しいと思っていました。
でも、願いは叶わず、二人の赤ちゃんが星になってしまいまし
た。
妊娠して出産して、元気な子供が生まれることは、当たり前の
ことじゃない。
奇跡にちかいんだって、ママは心からそう思います。
そして、今いる一人息子をとても大切に感じています。
生まれてきてくれて、本当にありがとうって、感謝の気持ちで
いっぱいです。
流産後、いっぱいフォローしてくれたパパにも感謝。
残念な結果となったけど、パパと結婚してよかったって思いま
す。
いろんなことを乗り越えていける強い夫婦にならなくては!と
思っています。
今でも思い出すと涙が止まらず、息子の前でも泣いてしまった
りする弱いママですが、いつも「大丈夫だよ」と頭をさすってく
れてありがとう。
今後、家族が増えるかどうかはわかりませんが、今ある家族を
大事にしていきたいと思っています。
いつか、いつの日か、家族が増えることを祈りつつ・・・
毎日を大切に、大事に、みんな仲良く楽しく過ごそうね。
そして、いつもありがとう!!
家族のおかげでママは毎日がんばれています。
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今のご家族を心から愛され、悲しい出来事をご家族で乗り越え
ていこうとされている yoyo さん。
素敵なお手紙をありがとうございます。
勇気と感動をあたえていただきました。 (野口)
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こんにちは、野口嘉則です。
今回紹介するお手紙は、「遺書」です。
奥さまと娘さんに宛ててかかれたものです。
なぜ遺書なのか?
それはぜひ読んでみてください。
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久美子と美穂へ
今から遺書を書こうと思う。
遺書といっても、自殺なんかを考えているわけじゃない。
余命数ヵ月という病気になったわけでもない。
だから心配しないで。
悔いのない生き方をしようと思ったんだ。
今を精一杯生きたいと。
そのために遺書を書いてみようと思う。
あるインターネットのサイトを見ていて、こんな問いかけが
あった。
「あなたの人生が残り3日間しかなかったら何をしますか?」
真剣に考えてみた。
残り3日間しかなかったら何をしたいか?
3日間を悔いなく過ごすにはどうしたらいいか?
そして、一番したいことが見つかった。
それは、久美子と美穂にメッセージを伝えること。
君達と出会ったことが、僕にとってどれほど幸せなことだった
か。
君達からどれほどたくさんの喜びと生きがいをもらったか。
僕が君達にどんなに感謝しているか。
そのことを心の底から伝えたい。
素直な言葉で伝えたい。
その大切なメッセージを、僕は今までの人生で十分には伝えてこ
なかったと思う。
「そんなことは言わなくてもわかっているだろう」と言わんばか
りに、出し惜しみしてきたと思う。
だから、もし万一のことがあって、そのメッセージを伝えること
なく、世を去ることになったとしたら、僕はそのことを悔やんで
も悔やみきれないだろう。
だから、生きているうちに、僕の気持ちを手紙にしたためること
にしたんだ。
これは、僕の人生で一番重要なことだ。
ただ、あとで読んでもらうものだと思うと、何か照れくさくて、
素直に書けない気がする。
だから、遺書という形にする。
自分に万一のことがあった時に読んでもらう遺書だと思えば、僕
の気持ちを素直に書けそうなんだ。
これから、僕の本当の気持ちを書くね。
そしていつの日か、僕がこの世を去ったとしても、この気持ちは
永遠に消えることがない。
久美子へ
今日まで 15年、僕と一緒にいてくれてありがとう。
人生のパートナーでいてくれてありがとう。
いろいろあったよね。
でも、ずっと僕のそばにいつづけてくれた。
言葉では表せないくらい感謝している。
これが僕の本心だ。
なのにいつも、君に小言ばかり言ってしまう。
「もっとまめに洗濯してくれ」とか、
「お弁当のおかずの唐揚げは飽きた」とか、
「子どもたちにちゃんと宿題をさせてるか」とか。
もしも人生が3日間しか残されていなかったら、君に伝えたいの
は感謝の言葉ばかりなのに、実際は小言ばかり言ってきた。
君に面と向かって感謝の気持ちを伝えるのは、1年に1回。
君の誕生日の時くらいだ。
これじゃぁ、僕の本心は伝わるわけないよね。
僕は間違っていた。
僕がどれだけ感謝しているか、それを君に伝える努力をまったく
してこなかった。
この手紙に書くだけでなく、今日からは毎日、君に「ありがとう」
って言うことにする。
照れくさいなんて言ってる場合じゃない。
これは僕の人生で一番重要なことだ。
これから、今までの穴埋めをするからね。
そして、君に謝りたいことも山ほどある。
先々週のことだった。
仕事で遅くなるからと、あるテレビ番組の録画を頼んだよね。
君は録画するのをうっかり忘れた。
楽しみにしていた番組だったから、僕は怒ってしまった。
「ごめん」と謝る君に対して、僕は「役立たず」なんて言って
しまった。
君のしょげた表情を思い出すと、胸が痛くなる。
あの時、僕はすぐに謝るべきだった。
あんなテレビ番組なんかより、君の気持ちのほうが大切なのに。
テレビ番組の楽しさよりも、君の笑顔を見る幸せのほうが大切
なのに。
本当にごめん。
他にも謝りたいことはたくさんある。
美穂が生まれて間もないころのこと。
美穂は夜も2~3時間おきに、おっぱいを求めて泣いたよね。
あのころ僕は、大きなプロジェクトを任されていて疲れていた。
美穂が泣くたびに目を覚ました僕は、君に向かって言った。
「早く静かにさせてくれ。ゆっくり寝かしてくれよ」
君としては辛かったと思う。
美穂がおっぱいを求めて泣くのは当然のことだし、それは止めよ
うもない。
それを責められたんだから、やりきれなかったよね。
君こそ、美穂が泣く度に起きておっぱいをやっていたのだから、
本当に大変だったと思う。
しかも、初めての子どもで不安もいっぱい抱えていただろう。
そんな時こそ、心の支えになってあげるのがパートナーというも
のだ。
なのに僕は、君の心の支えになるどころか、君にストレスを与え
ていた。
本当にごめんね。
できるなら、あの頃に戻ってやり直したい。
そうすれば、少しは君の気持ちを楽にしてあげられると思う。
こんなふうに、謝りたいことがたくさんある。
思い出すと胸が痛くなるくらい悔やまれることもある。
いい夫でなくてごめんね。
残念ながら過去はやり直せないから、これから穴埋めをしていこ
うと思う。
それが僕の感謝の気持ちの表現だ。
久美子、僕と出会ってくれてありがとう。
幸せな人生をありがとう。
【追伸】
いつかあの世に行った時、「人生で食べたものの中で一番おいしか
ったものは何か?」と聞かれたら、間違いなくこう答えるよ。
「妻が作ってくれたお弁当です」と。
美穂へ
君がお父さんとお母さんのところに生まれてきて14年になるね。
生まれてきてくれて本当にありがとう。
大きくなったよね。
今や君も中学2年生だ。
ここまで育ってくれて本当にうれしいよ。
君が成長していく姿が、お父さんにとって最高の喜びだ。
君のおかげで、お父さんは親としての喜びを知ることができた。
これは何ものにも替えがたい喜びなんだ。
君もいつか親になったときに知るだろう。
クリスマスや君の誕生日がやってくるたびに、いかにして君を喜ば
そうかと、お母さんと一緒に考えたなあ。
それは、お父さんとお母さんにとって、何よりも楽しみなこと。
君はお父さんとお母さんに、たくさんの喜びと楽しみと感動をもた
らしてくれた。
君はまさに天から授かった宝だ。
君が幼稚園に通っていたころ、父の日にくれたプレゼントを覚えて
いるかな?
君が描いてくれたお父さんの顔の絵だ。
お父さんはそれを会社に持っていって、引き出しに入れていたんだ。
仕事で辛いことがあっても、その絵を見ると元気が出てきた。
君の存在が、お父さんに元気と勇気とやる気を与えてくれた。
お父さんを人間として成長させてくれた。
お父さんは君からたくさんのものをもらっているんだ。
だからこれからは、君に恩返ししていきたいと思っている。
君に謝りたいとこもある。
1学期の君の成績表を見て、お父さんは「塾に行きなさい」って
言ったよね。
「今ちゃんと勉強しておかないと将来困るぞ」とも言った。
君は「もっと友だちと遊びたいから塾には行かない」と言った。
そんな君にお父さんはこう言った。
「クラブ活動をするわけでもない。勉強も頑張るわけでもない。
毎日だらだらと友達と遊んでばかりじゃないか。お父さんは親と
して恥ずかしいぞ」
君はすねた態度を取ったけど、本当はお父さんの言葉に傷ついた
んだろう。
美穂、ごめんね。
心にもないことを言ってしまった。
親として恥ずかしいなんて、とんでもない。
本当は君の親であることを誇りに思っている。
君のやさしさ、純粋さ、そして自分に正直なところを尊敬してる
んだ。
なのに、君の将来を心配するあまり、心にもないことを言ってし
まった。
どうかゆるしてほしい。
今回、この手紙を書くにあたって、あらためて君の将来について
考えてみた。
そして一つの結論にたどりついた。
美穂、君なら大丈夫だ。
どんなプロセスを経ようと、どんな道を選ぼうと、君はきっと幸せ
な人生を送るだろう。
君はしっかりしている。
そして、人として素敵な魅力をもっている。
だから大丈夫だ。
安心して、今したいことをしたらいい。
今を幸せに生きたらいい。
お父さんは、君が君であることをいつまでも応援するから。
神さまへ
久美子と美穂に出会わせていただきありがとうございます。
素敵な家族と幸せな人生をありがとうございます。
------------------------------------------------------------------------------
タダシさんは、この遺書を書かれた後で、結局すぐに奥さまと
娘さんに渡されたそうです。
奥さまも娘さんも涙を流され、家族3人で抱き合って泣いたそ
うです。
「皆さんも遺書を書いてみてください。絶対にオススメです!」
とのことでした。
タダシさん、素敵な遺書を公開してくださりありがとうございま
した。
<追記>
タダシさんは、私の知人でもあります。
私のブログを読んでくれて、それをきっかけにこの遺書を
書いたそうです。
その後、タダシさんとは何度かお会いして、私が書いてい
る本のストーリーについて、いくつかのヒントもいただきま
した。
私の本は、私自身のこれまでの体験の他、私の友人や
知人の体験やエピソードも題材にしてストーリーを考えて
いくのですが、タダシさんもその題材とヒントをこころよく
提供してくれました。
あらためて感謝します。
タダシさん、ありがとう!
(野口)
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第8回 「あなたの娘でよかった」(まきこさん) へのコメント(最新の5件までを表示)
コメントNo.6|2008年08月06日 09:40
でも、親からみたらどんな子でも、それなりに心配もかけるし世話もやいているものです
。
妹から見たら完璧に思えるお姉ちゃんでも、お姉ちゃんなりの悩みも苦しみもあるものです。
どんな立派に見える人でも、みんな苦しんでいることがあるんです。みんな、まきこさんと同じです。
心配しないで、人はみんな苦しみながら一生懸命生きている。
投稿者:rennge
コメントNo.5|2008年07月31日 16:39
あたしが中学の時は、変なことで悩んでいました。まぶたの青い血管のすじが人とは違うと思ってすごく受け入れがたかったのを覚えています。ある日人にそれを指摘され切れてしまった事もありました。骨盤のそばにある肌のシミもいやだったし、下唇が厚いこともコンプレックスでした。
今、稲森和夫という人の本を読んでいます。人生は悩みや不安と離れられない運命にあるようです。あたしはいま人間関係で悩むことが多く、心は緊張状態になることは多いし、その場で気持ちを切り替える事もできず、なかなか相手を許せることもできず状態を悪化させてしまうこともあります。ですが不器用ながら何とかいきています。
まきこさんの良いところはいっぱいあるとおもいます。現に弱っているお母様を助けられない自分に罪悪感を感じるなんて心が優しい証拠ですね。本当はまきこさんご自身が一番苦しんでいるのに、お母様のことに目を向けられるなんてすごいと思います。不登校の今の時間を悩み抜いて、いつかすばらしいカウンセラーになって下さい。先日このサイトを運営している野口さんの著書『3つの真実』という本を読みました。生きるための智慧がふくまれていました。良かったら是非読んでください。
投稿者:けいさく
コメントNo.4|2008年07月28日 23:25
ちょっとでも多いなら、無理しないで休んだらいいですよね。
まきこさんはそんな自分の気持ちを大切にされたんですね。
勇気をもらいました。
投稿者:Micky
コメントNo.3|2008年07月28日 18:55
お母様にとって、何より嬉しいプレゼントですネ☆
投稿者:ロコママ
コメントNo.2|2008年07月28日 17:51
私も不登校でした。
自分だけが取り残されていくようで孤独でした。
罪悪感で胸がつぶれそうだったし、生きてる意味がわからなくなりました。
だけどそんな毎日の中で、苦しかったけど自分のことを見つめることができたし、そのおかげで今しあわせに自分らしく生きています。
まきこさんの手紙を読んでもっともっと親孝行しようと思いました。
まきこさんありがとう!
投稿者:佐藤