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第7回 「君への手紙」 (水谷光男さん)

こんにちは、野口嘉則です。


今回ご紹介するお手紙は、
27年前に奥さまといっしょに渡米された水谷光男さんが、
奥さまに宛てて書かれたお手紙です。

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君への手紙


君が反対する両親を振りきって、僕と一緒に
アメリカに来てもう27年の歳月が経ちました。

初め慣れない外国生活に戸惑いながらも、
笑いながら、一所懸命怒力してくれている君を見て
「本当にこの人と結婚できてよかった・・・」
と、僕は心からそう思った。

仕事が忙しく、毎晩遅く帰っても小さなアパートで
食事を作って待っててくれたね。
給料が安くて、わずかな生活費でやり繰りしなけれ
ばならないのに、君は一言も愚痴をこぼさなかった。
そのお蔭だと思う。あれからどんな食事にも感謝で
きるようになったから・・・・・・・・・・・・・・・

お金はなかったけど夢はあった。毎日、毎日働いた。
それも君がいてくれたから出来たんだ。

子どもができたと聞いたときは、本当に嬉しかった。
出産のとき、誰もそばにいなくてどんなに心細かった
ことだろう・・・・・今でも想い出すと胸が痛むよ。
君にだかれ、すやすやと眠っているわが子を見て、
僕はたまらなくなり、男泣きに泣いた。

それから、3人の子どもを授かり君はますます、
たくましくなったような気がする。
ハッハッハッハッ・・・・・・・・・・・・
仕事は忙しかったけど毎日が幸せだった。

長年の夢で独立して起した会社が倒産したとき、
「信じています」と言ってくれた君の一言と、
子供達の笑顔で僕は立直ることができたんだ。
本当はあの時、死ぬことも考えた。

今その子供達もりっぱに育ってくれて、
それぞれ自分の道を歩んでいるようだね。
これもみんな君のおかげだと感謝している。

いろいろなことがあったけど、君が僕に
もし、点数をつけるとしたら30点位かな?
実際はもっと低いかも知れない・・・・・・・・・
子供達に聞かないと分からないけど45点位かな?

君や子供達には辛い思いや心配を一杯させたけど、
本当に申し訳ないと思っている。

でも、僕はこれだけは胸をはって言える。
君や子供達のこと100%愛している。と

これからも長い人生だけど宜しくお願いします。

君への感謝を込めて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        ありがとう

-----------------------------------------------

渡米されて27年間、いろいろなご経験やご苦労もあった
のではないかと思います。

それらを通じて、家族の絆を深めていかれたのですね。

素敵なお手紙をありがとうございました。
                           (野口)

第7回 「君への手紙」 (水谷光男さん) へのコメント(全7件を古い順に掲載)

コメントNo.1|2008年02月07日 08:45

私も外国で生活した経験があります。
習慣や文化の違いにとまどったことや、心細い思いをしたことを思い出します。
水谷さんもさまざまなことを奥様と乗り越えてこられたことでしょう。
その中で育まれた夫婦の愛。深く感動いたしました。

コメントNo.2|2008年02月07日 09:18

自分が狭い世界観の中で生きているせいか、周りにいる人間が
悪い人間ばかりに見えていました。

でも、この文章を読みながら、「世の中には尊敬できる生き方をしている人もいる!」ということに気づかせてくれました。

渡米し、生活をするだけでも並大抵の苦労ではないはずなのに、
強い意志を持ち続けていける強さと輝きを感じました。

母親に、「そんなのは苦労のうちに入らない。」と言われたことがあります。

母親が言っている苦労というものに私が陥ったときに、私は対処ができるだろうかと考えると、たぶん・・・できないと思います。

そのときが来たら、生きるためにどうにかすると思いますが。

人の生き方や考え方によって、どんな苦労も輝きにかえることができるということを教えてもらい、自分の人生も輝けるように生きたいと思いました。

ありがとうございました。





コメントNo.3|2008年02月07日 10:07

水谷さんへ

素晴らしい奥様ですね。
どん底になった時の「信じています。」
胸があつくなり涙が出ました。
そして、そこから
はいあがった水谷さんも又、素敵です。
頑張られましたネ。
勇気ももらえました。
暖かいお手紙を、ありがとうございます。

コメントNo.4|2008年02月07日 13:36

水谷さんへ
私は、父の手紙を見たことがありません。
今日、水谷さんのお手紙を読ませていただいて、
深い感動で涙腺がこわれています。
両親の結婚記念日、
母と素敵なお手紙の分かち合いをさせてください。
水谷さんのお手紙は、私たち家族にとっても、素敵な贈り物です☆
ほんとうにありがとうございました。

コメントNo.5|2008年02月07日 17:29

 とても素敵なご夫婦ですね。
私も夫と20年経ちました。夫婦の歴史は二人で創っていくもの。面と向かっては言葉にしにくいことも手紙という形にすると伝えやすいし後からまた読むこともできますね。奥様にとっては何よりの宝物ではないでしょうか。

 感謝の気持ちを忘れずに毎日を過ごしたいです。
そして、私も夫に手紙を書いてみようと思います。

コメントNo.6|2008年02月09日 17:01

水谷さん とてもよいお手紙ですね。
そして アメリカでの27年間
いろいろな経験をされたのですね。
とても 辛い経験をされたということは
みじんも感じさせない 明るくて素敵なご夫婦ですよね。

その経験を乗り越えたからこそ 今の輝いている
お2人がいらっしゃるのでしょうね。

これからも たくさんのよい想い出を作られて
活躍されてくださいね。

コメントNo.7|2008年07月21日 11:28

野口さま、色んな家族形態があると思います。
片親で女同士の関係を取り上げたもの等、同性の難しさの苦しみから抜け出す法則はありませんでしょうか。

私は10代の頃、鏡の法則に書かれている内容と同じことをし、母と、別れた父に感謝の言葉を伝え、その後20代はもっととんでもない事態を招いてしまいました‥。

30代になりました‥。
どんなに難しい家庭環境で育っても、幸せな人生は掴めると信じています。

そうですよね?‥

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